徳島大学 大学院社会産業理工学研究部 生物資源産業学域 食料科学分野

食品科学 研究室

  産官学連携の質量分析利用に関する共同研究はウェルカムです!まずはお話だけでも、榎元までお気軽にご連絡いただけると幸いです。
アドレス: enomoto.hirofumi[a]tokushima-u.ac.jp←[a]を@に変えてください。


  私たちが普段口にしている食品には多種多様な成分が含まれており、これらの成分組成が食品の品質に大きく影響します。食品の原料は農畜産物であることから、食品の品質理解には農畜産物中の成分の詳細な分析が重要です。質量分析(MS)は、高精度かつ高感度に数百~の代謝産物の分析が可能という特徴を備えており、食品成分の分析にも有効です。
  本研究室では、主にLC-MSによる代謝産物の網羅的な定性・定量に加え、MSイメージングを用いた空間的な解析により農畜産物の栄養・機能性、安全性などの品質理解を深めることで、持続的に食糧の供給が可能な社会の実現に貢献することを目指しています。


エディテージ20周年記念ビデオインタビュー(2022年12月)

News

2024年

New!
10月4日
榎元教授が10月3-4日に奈良県コンベンションセンターで開催された学術変革領域(B)「天然物生物学」(領域代表:明治大学農学部、瀬戸義哉 先生)の領域会議に参加しました。


10月1日
3年生3名が研究室配属されました。

6月24日
「メンバー」の榎元教授の自己紹介(経歴、外部資金など)を更新しました。

6月14日
トリプル四重極型-質量分析装置(Xevo TQ Absolute, Waters)および超高速液体クロマトグラフィー(UPLC H-Class, Waters)が搬入され、「主な研究設備」を更新しました。これからセットアップを経て、7月下旬には使用可能になる予定です。
もうしばらくお待ちいただけると幸いです。

6月5日
共同研究の成果として榎元教授、ならびに農研機構の古川智宏博士および久城真代博士らとの論文が ACS Food Science & Technology誌に掲載されることが決定しました。
タイトル: Mass spectrometry-based approach for visualizing deoxynivalenol in Fusarium-infected wheat grains
※徳島大学所属としての初の論文になります。

4月1日
榎元教授が日本食品科学工学会関西支部、運営委員に就任しました。

榎元准教授が徳島大学大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学部)食料科学分野の教授に異動しました。
したがいまして、これからは徳島大学での研究室の情報などをお知らせしていきたいと思います。
また1からのスタートになりますが、今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

3月13日
共同研究の成果として、近畿大学農学部応用生命化学科応用細胞生物学研究室の財満信宏教授、修士2年生の東原真代さんらの論文がJournal of Oleo Science誌に掲載されることが決定しました。
タイトル:Similar distribution between EPA the aortic wall of abdominal aortic aneurysm model rat which fed low-EPA content diet.

3月8日
共同研究の成果として、帝京大学理工学部バイオサイエンス学科の作田庄平教授らの論文がToxins誌に掲載されることが決定しました。
タイトル:Inhibition of Aflatoxin Production in Aspergillus flavus by a Klebsiella sp. and its Metabolite Cyclo(I-Ala-Gly).

2月9日
バイオサイエンス学科、卒業研究発表会が開催されました。4年生のみなさん、お疲れさまでした。

2月8日

共同研究の成果として、日本大学生物資源科学部生物機能化学研究室の井上菜穂子准教授らの論文がMarine Biotechnology誌に掲載されることが決定しました。
タイトル:Assessing molecular localization of symbiont microalgae in coral branches through mass spectrometry imaging 


1月1日
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


2023年

11月20日
イチゴ農家経営者で自治医科大非常勤講師の小林富成先生に「 いちごができるまで 」と題した「生物資源利用学」特別講義を行っていただきました。ありがとうございました。


11月5日
榎元准教授が、宇都宮キャンパス学園祭「帝祭」で「ウズラの黄身返し卵をつくろう!」と題した理科実験講座を行いました。

10月31日
ロレア博士研究員がスペインに帰国しました。1年間ありがとうございました。

10月21日
榎元准教授とロレア博士研究員が International Symposium on Tryglycerid/Neutral Lipid and Rare Diseasesでポスター発表を行いました。
タイトル: 
榎元:Distribution of jasmonic acid-related oxylipins in developing beans visualized using desorption electrospray ionization-mass spectrometry imaging

ロレア:Effect of slaughter age and feeding system on the neutral and polar lipid composition of horse meat

9月10日
榎元准教授が、とちぎ子どもの未来創造大学(栃木県教育委員会)で、小学生~中学生対象に「いろいろなたまごをみてみよう!」と題した理科実験講座を行いました。

9月7日
榎元准教授が、日本油化学会第61回年会で口頭発表を行いました。
タイトル: エダマメに蓄積するジャスモン酸関連オキシリピン分子種の質量分析イメージングを用いた解析 

8月25日
榎元准教授が、日本農芸化学会関東支部2023年度大会でポスター発表を行いました。
タイトル: フザリウム菌感染小麦中のデオキシニバレノールのDESI-質量分析イメージングを用いた可視化手法の検討 

7月27日
農業・食品産業技術総合研究機構、食品研究部門の古川智宏研究員に「 マイコトキシンって何?農研機構の食品安全研究 」と題した「食品分析学」特別講義を行っていただきました。ありがとうございました。

7月23日

榎元准教授が、宇都宮キャンパスのオープンキャンパスで「食品成分をどうやって見るの?」と題した模擬講義、および研究施設設備開放でultraflextremeの操作体験を実施しました。 


7月11日
日本大学生物資源科学部、栄養生理化学研究室、細野崇先生に「アルツハイマー病の原因や予防法について考える」と題した「食品科学1」特別講義を行っていただきました。ありがとうございました。

7月6日
榎元准教授が、宇都宮キャンパス「 進路選択と探究学習に関するインターンシップ 」で高校生対象に「イチゴの美味しさ成分はどこにある?」と題した模擬講義を実施しました。

6月18日
榎元准教授が、宇都宮キャンパスのオープンキャンパスで「食品成分をどうやって見るの?」と題した模擬講義、および研究施設設備開放でultraflextremeの操作体験を実施しました。

6月8日

麻布大学獣医学部動物応用科学科、食品科学研究室、竹田志郎先生に「動物性食品の機能とその応用」と題した「食品分析学」特別講義を行っていただきました。ありがとうございました。 


5月26日

榎元 准教授が参画する研究グループ(代表機関:農業・食品産業技術総合研究機構)が、農林水産省 令和5年度 安全な農畜水産物安定供給のための包括的レギュラトリーサイエンス研究推進委託事業、課題解決型プロジェクト研究「 持続可能な農林水産業推進とフードテック等の振興に対応した未来の食品安全プロジェクトのうち、気候変動を考慮したかび毒汚染実態解明並びに汚染低減に関する研究 」の契約候補者に選定されました。


5月14日
ロレア博士研究員(2022年度)が第77回 日本栄養・食糧学会大会でポスター発表を行いました。
タイトル:質量分析イメージングによって明らかになったイチゴ中のエラジタンニン類の特徴的な分布

4月14日
2023年度メンバーを更新しました。

3月22日
榎元准教授が冲永荘一学術文化奨励賞を受賞しました。 

3月17日
帝京大学の卒業式が日本武道館で開催されました。

3月13日

共同研究の成果として、本学科生理活性利用学研究室の作田教授、エラミン博士らの論文がToxins誌に掲載されることが決定しました。
タイトル:  The mechanism of ochratoxin contamination of licorice root 


2月10日
バイオサイエンス学科の2022年度 卒業研究発表会が開催されました。お疲れさまでした。

2月1日
榎元准教授の研究室紹介記事が日本油化学会の和文誌オレオサイエンス, 第23巻2号に掲載されました。

1月31日
ロレア博士研究員が第6回 京都生体質量分析研究会国際シンポジウム・国際質量分析イメージングシンポジウム2023京都でポスター発表を行いました。
タイトル:Unique Distribution of Diacyl-, Alkylacyl-, and Plasmalogen-Phosphatidylcholines in Pork Chop Tissues by Mass Spectrometry Imaging

1月23日
共同研究の成果として、農研機構食品研究部門の古川研究員、および本学科生理活性利用学研究室の作田教授らの論文がiScience誌に掲載されることが決定しました。
タイトル: Low-dose ethanol increases aflatoxin production due to the adh1-dependent incorporation of ethanol into aflatoxin biosynthesis 



1月7日
榎元准教授らの論文が 、Journal of Chromatography B に掲載されることが決まりました。
タイトル:  Desorption electrospray ionization-mass spectrometry imaging of carnitine and imidazole dipeptides in pork chop tissues 


1月1日
明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

2022年

12月21日
近畿大学農学部応用生命化学科、財満信宏教授に「栄養学の基礎研究者の立場から血管疾患の予防治療を目指した取り組み (基礎研究から社会実装まで)」と題した先端機器分析センター(食品科学分野)セミナーを行っていただきました。ありがとうございました。


12月16日
榎元准教授の「エディテージ」20周年ビデオインタビューが公開されました。
動画はこちら

12月14日
榎元准教授が「JSTさくらサイエンス」でトルコ、ウシャク大学のFood Engineering分野の教員1名、および学生4名を対象に食肉の質量分析イメージングの実習を行いました。

12月2日
学部3年生5名が研究室に仮配属され、メンバーを更新しました。

11月24日
榎元准教授が参加している縄文納豆プロジェクト(代表:中山誠二 先生)の研究会が帝京大学文化財研究所で開催され、その模様がNHK 首都圏ニュースで放送されました。
NHKニュースの動画
“縄文時代の納豆”再現研究で試食 帝京大などのグループ|NHK 首都圏のニュース 

10月25日
榎元准教授が[エディテージ]20周年ビデオインタビューを受け、研究室で撮影が行われました。

10月7日
「質量分析装置」のタブを「主な研究設備」に変更し、GC-MSを追加しました。

10月3日
ロレアさん(スペイン、バスク大学 薬学部出身)が博士研究員として研究室のメンバーに加わりました。メンバーを更新しました。

9月3日
榎元准教授が第31回 日本バイオイメージング学会学術集会で招待講演を行いました。
タイトル:食品の品質理解に向けた質量分析イメージングの展開

8月29日 
榎元准教授が本学 先端総合研究機構主催の第5回 研究交流シンポジウムでポスター発表を行いました。
タイトル:質量分析イメージングの導入による健康・食品科学分野の新展開

8月27日
榎元准教授が日本農芸化学会関東支部2022年度大会で口頭発表を行いました。
タイトル:DESI-質量分析イメージングを用いたインゲンマメ未熟種子に蓄積するオキシリピン分子種の解明

8月26日
榎元准教授が 2nd World Congress on Oleo Scienceでエディター賞受賞講演を行いました。
タイトル:Spatial Analysis of Phosphatidylinositol Molecular Species in Pork Chop Tissues Using Matrix-assisted Laser Desorption/ionization-Mass Spectrometry Imaging. 

8月25日
榎元准教授が日本食品科学工学会ー第69回大会ーで口頭発表を行いました。タイトル: 
DESI-質量分析イメージングを用いた豚肉のカルニチンとイミダゾールジペプチドの組織分布可視化


8月1日
榎元准教授らの’25th J. Oleo Sci. Editor's Award受賞によせて’と題した感想がオレオサイエンス, 第22巻8号に掲載されました。

7月16日
榎元准教授の解説が、食肉科学会の学会誌 ‘食肉の科学’ 63巻1号に掲載されました。
タイトル:食肉科学分野への質量分析イメージングの応用

6月9日
共同研究の成果として、近畿大学農学部の財満教授、久後博士らの論文がFood & Function誌に掲載されることが決定しました。
タイトル: Eicosapentaenoic acid is associated with attenuation of dysfunctions of mesenchymal stem cells in the abdominal aortic aneurysm wall

5月30日
東京都医学総合研究所、脳・神経科学分野、脳神経回路形成プロジェクトの主席研究員、隈元拓馬博士に「ゲノム依存的遺伝スイッチの開発と脳進化研究へのアプローチ」と題した大学院特別講義を行っていただきました。ありがとうございました。

4月15日
研究室メンバーを更新しました。

4月7日
榎元准教授らの2021年の論文 "Enomoto* et al.,  J Oleo Sci, 70, 979-987, 2021"が25th J. Oleo Sci. Editors' Award (日本油化学会) を受賞しました。 

3月14日
榎元准教授が本キャンパス国際化推進会議主催の中国協定3大学との研究交流会で講演を行いました。
  タイトル:Application of mass spectrometry imaging for visualizing lipids in foods  

2月10日  
学科の2021年度 卒業研究発表会が開催されました。

1月14日  
共同研究の成果として、本学科の作田教授らの論文がThe Journal of Antibiotics誌に掲載されることが決定しました。
タイトル: A new metabolite, mannogeranylnerol, specifically produced at body temperature by Schizophyllum commune, a causative fungus of human mycosis 

2021年

12月1日 
学部3年生が研究室に仮配属されました。

11月19日
榎元准教授が、かび毒委託プロ・推進会議(農研機構)にゲスト参加し、話題提供を行いました。タイトル:農作物の質量分析イメージング

11月15日
榎元准教授の論文が 、Current Research in Food Science に掲載されることが決まりました。タイトル: Unique distribution of ellagitannins in ripe strawberry fruit revealed by mass spectrometry imaging

11月 4日 
本学に赴任して11年目ですが、研究室HPを始めることにしました。どうぞ、よろしくお願いいたします。